わいわい子育て

オリジナルこいのぼり親子で挑戦　思い出も一緒に作れたね

　きょう5日は端午の節句。悠々と空を泳ぐこいのぼりもいいけれど、室内に飾るオリジナル作品を親子で作ってみては。ちょっと工夫するだけで、世界にたった一つのこいのぼりが出来上がる。山形市緑町3丁目のみどりのもり保育園子育て支援センターで開かれた製作イベントに参加し、作り方を教えてもらった。

　イベントには0～3歳の子どもとママ計13組が参加。こいのぼりの形は同じでも、色使い、目や胴体の模様は人それぞれだ。「子どもの手形や足形を、そのまま模様にしちゃいましょう」と同園保育士の菊地佳子さん。スタンプ台に手足を付けられて大泣きする赤ちゃんもいたが、それもいい思い出になる。

　0歳の二女を連れて参加した、育児休業中の小学校教諭向田阿喜さん（36）＝同市緑町1丁目＝は「小さな手形が並び、すてきな記念になる」とにっこり。母親自身が楽しめる製作活動は、3歳以下の子どもの利用が多い子育て支援センターならではの工夫だ。

　ほかにも、色画用紙や折り紙を貼ったり、クレヨンで模様を描いたりすることでオリジナル感が出る。同市上椹沢の金子晴人君（3）は「重ねて重ねて」とつぶやきながら、たくさんのクレヨンでこいのぼりの体を塗っていた。

材料

• ▽色画用紙Ａ＝32センチ×9センチ、2枚
• ▽色画用紙Ｂ＝14センチ×20センチ、4枚
• ▽色画用紙Ｃ＝2．5センチ×27センチ、2枚
• ▽ひも40センチ、20センチ各1本
• ※ほかに、こいのぼりの目やひげ、模様に使う画用紙、折り紙などを用意する

こいのぼりの作り方

　(1)Ａで輪を作り、ホチキスで止める。穴あけパンチで穴を開ける(2)(1)に目やひげを付ける(3)Ｂの尾びれになる部分を三角に切り取り、模様を付ける(4)両面テープを使い、(3)を(2)に貼る
　※同じ手順でこいのぼりを二つ作る

風車の作り方

(1)Ｃ1枚で輪を作り、のりで貼る(2)もう1枚を(1)に通して輪を作り、のりで貼る(3)十字になるように貼り合わせる(4)穴あけパンチで穴を開ける

つなぎ方

長いひもを風車とこいのぼりに通して結ぶ(2)短いひもを二つのこいのぼりに通して結ぶ