山形県議選・立候補予定者アンケート

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　県内で統一地方選の幕開けを告げる第20回県議選は、3月31日告示、4月9日投開票の日程で行われる。山形新聞は立候補予定者の考え方や政治姿勢を有権者に伝えるため、3月24日時点で出馬を表明している54人全員にアンケートを実施した。設問は吉村美栄子知事の県政運営に対する評価や優先すべき施設整備、選択的夫婦別姓、政務活動費の在り方など15項目。回答の詳細を掲載する。

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【設問１】吉村美栄子知事の４期目の県政運営をどう評価するか。

【設問２】県の新型コロナウイルス対策をどう評価するか。

【設問３】県政発展のため優先して取り組むべき課題は（二つ選択）。

【設問４】県内で整備が予定・計画されている大型施設のうち優先すべきと考えるものは（二つ選択）。

【設問５】山形新幹線の米沢－福島間の新トンネル建設をどのように考えるか。

【設問６】県の物価高・燃料高対策をどう評価するか。

【設問７】電力の安定供給のために今後、電源として比率を高めるべきと考えるものは（二つ選択）。

【設問８】選択的夫婦別姓をどのように考えるか。

【設問９】県の「パートナーシップ制度」導入をどう考えるか。

【設問10】同性婚を法律で認めることをどのように考えるか。

【設問11】県議の定数４３をどのように考えるか。

【設問12】県議の報酬月額（議長90万4000円、副議長80万7000円、議員77万8000円）をどう考えるか。

【設問13】県議の政務活動費の在り方をどう考えるか。

【設問14】議員のなり手不足に有効な対策は（二つ選択）。

【設問15】候補者の一定比率を女性に割り当てる「クオータ」制をどのように考えるか。

Ｑ県議の定数４３をどのように考えるか。

選挙区右の数字は（定数－予定）

政党		氏名	増やすべきだ	適正	減らすべきだ	どちらとも言えない	主な理由
山形（９－１０）
自民	現	奥山誠治		○			―
立民	現	高橋啓介		○			逐次議会で議論し、一票の重みを踏まえ対応してきた。「１人区」の統合が必要
無所属	現	吉村和武			○		―
公明	現	菊池文昭		○			―
自民	現	遠藤和典		○			―
国民	現	梅津庸成			○		山形市と他郡部の定数格差をより厳格にスピード感を持って是正すべき
自民	新	伊藤香織				○	定数と報酬は合わせて考えるべきで、その妥当性を判断するに至っていない
立民	新	松井愛				○	少数弱者の意見反映のために削減すべきではない。１人区をなくし、多様な声を反映させる必要がある
維新	新	諏訪洋子			○		県の人口も減少傾向にある中、予算節減の視点から減らすべき
共産	新	石川渉				○	一律削減は既存大政党有利に働き、少数意見の切り捨てにつながりかねない
米沢（３－４）
政党		氏名	増やすべきだ	適正	減らすべきだ	どちらとも言えない	主な理由
無所属	現	木村忠三		○			定数等検討委員会で議論し、他県の動向も参考にしている。今後の人口動向なども参考に議論すべき
自民	現	渋間佳寿美		○			定数等検討委員会で十分審議されている
自民	現	相田光照		○			―
無所属	新	皆川真紀子			○		無投票の選挙区が多い
鶴岡（５－６）
政党		氏名	増やすべきだ	適正	減らすべきだ	どちらとも言えない	主な理由
共産	現	関徹				○	一律削減は既存大政党有利に働き、少数意見の切り捨てにつながりかねない。
無所属	現	今野美奈子		○			東北の他県と比べて多いわけではない。県民のさまざまな声を反映するためにはある程度の人数は必要
無所属	現	高橋淳			○		人口減少の加速化が予想される中、県議会のあるべき姿の議論と定数の検討が必要
自民	新	佐藤正胤				○	今後の人口減少、地域社会の在り方、経済動向などにより、適時判断が必要
自民	新	菅原一浩				○	県内各地の事情に精通していない現状では回答を差し控える
自民	新	石塚慶		○			議会で定数適正化の議論をしている。定数は議会で決めるべきで人口などを加味しながら判断している
酒田・飽海（５ー７）
政党		氏名	増やすべきだ	適正	減らすべきだ	どちらとも言えない	主な理由
自民	現	森田広		○			―
立民	現	石黒覚			○		１人区の解消を進め、無投票選挙区をできるだけなくすためにも、定数減の議論が必要
自民	現	梶原宗明			○		―
無所属	前	阿部ひとみ			○		県議会でも改革の一環で定数削減に取り組んでいる。人口推移を踏まえ引き続き検討すべき
無所属	新	田中斉		○			県政に地域の意見を聞き届けるには、エリア的にもこれ以上減らすべきではない
無所属	新	今井和彦	○				県の代表として現場に足を運び調査し、問題点を指摘・改善するにはもっと人員が必要
無所属	新	江口暢子		○			地域課題がどの程度あり、そのために何をすべきか、議員がどの程度必要かという視点で議論が必要
新庄（２－４）
政党		氏名	増やすべきだ	適正	減らすべきだ	どちらとも言えない	主な理由
自民	新	佐藤文一				○	個人的には最上は新庄市１、２人、南部１人、北部１人の小選挙区制が適正と考える
無所属	新	押切明弘		○			地域地区の代表であり、単純に人口割だけで減らすべきではない
無所属	新	石川正志		○			―
無所属	新	叶内恵子		○			他県と比べて多すぎるわけではない。議員を一概に減らすことは民主主義を損なう危険性がある
寒河江・西村山（３－５）
政党		氏名	増やすべきだ	適正	減らすべきだ	どちらとも言えない	主な理由
自民	現	楳津博士		○			県民の多くの意見を県政に反映するために必要で適正
自民	新	国井輝明		○			人口減少が進む中、増やすことは難しい。減らすべきでもないと考える
自民	新	阿部恭平				○	定数削減、増加のどちらにも懸念などがあるため、十分な検討が必要
無所属	新	鈴木みゆき		○			これ以上、減らさない方が良い
無所属	新	橋本彩子			○		人口によって選挙区と人数の割り振りを再考すべきだ。１人区では考えの違う住民の声が届かない
上山（１－１）
政党		氏名	増やすべきだ	適正	減らすべきだ	どちらとも言えない	主な理由
自民	現	遠藤寛明		○			さまざまな声を県政に反映させるためには現状の定数が必要
村山（１－２）
政党		氏名	増やすべきだ	適正	減らすべきだ	どちらとも言えない	主な理由
国民	現	菊池大二郎				○	総合的に勘案して考える必要がある
自民	元	能登淳一		○			多くの県民の声を反映すべき
長井・西置賜（２ー２）
政党		氏名	増やすべきだ	適正	減らすべきだ	どちらとも言えない	主な理由
無所属	現	青木彰栄			○		本県の人口減少を鑑みれば定数減はやむなし
自民	現	五十嵐智洋		○
天童（２－２）
政党		氏名	増やすべきだ	適正	減らすべきだ	どちらとも言えない	主な理由
自民	現	森谷仙一郎		○			定数検討委員会を設置しており、その中で決める
自民	現	矢吹栄修		○			人口と議会運営の観点から何度となく検討を重ねてきた
東根（２－３）
政党		氏名	増やすべきだ	適正	減らすべきだ	どちらとも言えない	主な理由
自民	新	高橋弓嗣				○
自民	新	清野康隆		○			人口減少が続く事態となれば、定数削減も検討の必要がある
無所属	新	斎藤俊一郎			○		人口減少に沿った定数削減と行政の広域化に対応した区割りを検討
尾花沢・北村山（１－１）
政党		氏名	増やすべきだ	適正	減らすべきだ	どちらとも言えない	主な理由
自民	現	加賀正和		○			これ以上減らすべきではない。多様化する社会で県政に対し多くの声があることは大事
南陽（１ー１）
政党		氏名	増やすべきだ	適正	減らすべきだ	どちらとも言えない	主な理由
自民	現	柴田正人		○			各常任委委員会で各地域の声なき声を広い議論して政策に結びつけるには現在の定数を維持すべき
東村山（１ー１）
政党		氏名	増やすべきだ	適正	減らすべきだ	どちらとも言えない	主な理由
自民	新	鈴木学		○			人口での割合だけでなく、地域性を加味し、民意の削減にならないよう定数や選挙区を検討すべき
最上（２－２）
政党		氏名	増やすべきだ	適正	減らすべきだ	どちらとも言えない	主な理由
自民	現	伊藤重成		○			人口減少が進む中、面積なども考慮したルールが議論されるべきだ
自民	現	小松伸也		○			一概に対数を削減することは小数地域の立場を反映しにくい状況を作ってしまう
東置賜（２－２）
政党		氏名	増やすべきだ	適正	減らすべきだ	どちらとも言えない	主な理由
自民	現	舩山現人		○			地域的にバランスが取れている
自民	新	相田日出夫				○	―
東田川（１－１）
政党		氏名	増やすべきだ	適正	減らすべきだ	どちらとも言えない	主な理由
自民	現	田沢伸一		○			人口や地域特性を考慮し絶えず見直すべきだが、現時点では適正