家づくりコラム家識

❺「決断から入居まで!家づくりプロセス」

地鎮祭のイラスト

「いつかはマイホーム!」から「いざ、マイホーム!」へ。夢が決断に変わったら、どのようなプロセスで家づくりは進んでいくのでしょうか。今回は、新居完成までの大まかな流れを確認しておきます。

STEP1

理想の住宅の
イメージづくり

住宅展示場を見学したり、住宅雑誌やインターネットで情報収集をしたり、家族でどんな家に住みたいか、どんなライフスタイルが理想かを話し合い、建てたい家のイメージを書き出してみましょう。

STEP2

住宅メーカーを
決める

理想とする住宅のイメージ、工法、予算面など、さまざまな角度から家族で検討して依頼する住宅メーカーを決定します。

STEP3

プランづくり

家族の要望をできるだけ具体的に伝えて間取り(プラン)図面の製作を依頼します。「来客が多いからリビングを広く」など理由も含めて要望を伝えることや、「吹き抜けは不要」といったNG項目を伝えることで「イメージと違う!」といった事態を回避しやすくなります。

STEP4

見積り

基本プランに沿って工事にかかる総費用とその内訳が提示されます。「本体工事には何が含まれ、何が含まれていないのか」を十分に理解しておきましょう。

STEP5

請負契約後に
仕様等の打ち合わせ

施工業者と工事請負契約を結びます。契約書には、配置図、平面図等の図面類、仕様書、金額の内訳書、契約約款、支払い条件等が示された書類が添付されるのでしっかりチェック。請負契約で決まった内容をベースにプランの微調整や仕様等、詳細の打ち合わせを行います。

STEP6

地鎮祭・着工・
上棟式

工事の着工に先立ち、その土地の守護神を祀り、工事の安全を祈願する地鎮祭を行います。いよいよ着工。そして、柱・棟・梁(はり)などの骨組みが完成した段階で、ここまでの工事の無事に感謝し、この先もつつがなく完成に至ることを祈願して上棟式を行います。

STEP7

内装・設備機器の
設置・外部工事

建物の躯体が完成すると外部のサッシが取り付けられ、電気工事などの配線工事、内装工事、外部仕上げ等が行われます。さらに、浴室や洗面、キッチンなどの設備機器が設置され、徐々に生活シーンがイメージできるようになります。

STEP8

完成・竣工検査・
引き渡し

ついに建物が完成し、竣工検査で最終チェック。注文通りに仕上がっているか、内装や建具等に汚れや傷、不具合がないかなどを検査します。引き渡しの際は、建物の保証内容やメンテナンス、アフターサービスについても念入りに確認を。新居のカギと一緒に設備機器の保証書・取扱説明書を受け取りましょう。

STEP9

引っ越し・
各種手続き

待ちに待った新居への引っ越しです。住民票の移転や各種住所変更手続き、電気、ガス、水道などの手続きはお早めに。また、近隣への引っ越しのあいさつも忘れずに行いましょう。

上記以外にも資金計画や各種申請等、やるべきことがたくさんあって大変ですが、住宅メーカーの担当者が全力でサポートしてくれることでしょう。そのためにも、信頼できる、相性のいい住宅メーカーをしっかりお選びください。