「まけるまい」せっせと稲刈り 交流ツアー、仙台の被災者ら
2015年09月20日
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稲刈りを楽しむ参加者たち=新庄市十日町
ネットワーク農縁は震災の風化を防ごうと、全国で被害を語り継ぐ活動を展開。毎年「まけるまい」と名付けたコメを販売し、収益金を活動資金に当てている。交流ツアーは田植え、稲刈りの時期に行う。 今回は仙台市の被災者や趣旨に賛同した東京都、大阪府の計30人が参加。初日は市内の支援者や高校生ら約30人と「まけるまい」の稲刈りに挑戦した。 参加者は同市十日町の田んぼ約10アールで「さわのはな」を鎌で刈り取った。仙台で農業を営んでいた人や毎年ツアーに参加している人が多く、稲刈りはお手の物。「新庄の人との交流が楽しい」「新庄が第二の古里」と和やかに談笑しながら手際良く作業を進めた。 一行は市内の山屋セミナーハウスに宿泊。20日はクリ拾いなどを楽しむ。
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