文翔館で震災復興キャンドルナイト ろうそくに鎮魂の祈り込める・山形
2014年03月11日
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東日本大震災からの復興を祈ると共に感謝のメッセージが記されたキャンドルがともされた=山形市・文翔館
山形市の文翔館前ではキャンドルナイトが行われ、来場者が鎮魂の祈りを込めてろうそくに灯をともした。吉村美栄子知事、市川昭男山形市長が「復興の希望に向かって心を一つにし、東北と日本の再生に取り組む」とあいさつ。同市への避難者を代表し、福島県南相馬市の武沢治さん(59)が「震災で大きなものを失ったが、この3年間で出会った山形の人々との出会いは宝物」、同県伊達市の山田悦子さん(32)は「震災の記憶を風化させることなく、希望に輝く未来があることを信じて歩みたい」とメッセージを読み上げた。 米沢で追悼式、約400人が参列 米沢市の伝国の杜置賜文化ホールでは追悼式が行われ、約400人が参列。地震が発生した時間に合わせ黙とうをささげた。会場には献花台が設けられ、避難者や市民たちが次々と訪れて花を手向けた。犠牲者の冥福を祈るとともに、被災地の早期復興を願った。
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