奥田シェフが郡山にレストラン 食で福島を元気に
2014年03月11日
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奥田政行シェフの元で修業を積んだ福島県出身の若者が中心となって運営する「福ケッチァーノ」=福島県郡山市
福ケッチァーノは二つのトレーラーハウスを利用、カウンターとテーブルで31席を用意した。同県産の野菜や福島牛などをふんだんに用いた料理のほか、山形産の「はえぬき」を使ったリゾットなども提供する。店名は「ケッチァーノ」と福島の「福」を合わせており、「福よ来い」の意味も込められている。 店長を務める同県田村市出身の横田真澄さん(22)は東日本大震災が発生した直後の2011年3月下旬からアル・ケッチァーノで修業。奥田シェフと共に同県内の生産者の元を回り、出店準備に努めてきた。 横田さんは「ここから福島を元気づけたいという思いがふつふつと沸いてきている。アル・ケッチァーノに負けない店をつくりたい」と意気込む。奥田シェフは「料理には気持ちが化身となって表れる。福島出身の彼らが頑張ることで、本当の意味での復興につながる」と話した。 福ケッチァーノは水曜定休で、営業時間は昼の部が午前11時半~午後2時、夜の部が同6時~同10時。問い合わせは024(983)3129。
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