お餅やリンゴどうぞ 朝日中生が石巻の仮設住宅訪問
2013年12月03日
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JA全中などが開いた集会であいさつする自民党の石破幹事長=3日午後、東京・日比谷野外音楽堂
同校では「自分たちなりの支援をしたい」と、昨年度から両地区の仮設住宅に暮らす人たちと文通したり、慰問したりするなどの活動を続けている。ことし6月には被災者を同校に招いて交流を深めた。 生徒たちは11月23日、2地区の48世帯を訪問。各世帯を回り、学校近くの「世界のリンゴ園」で収穫した「絆」や「女川」の文字が入ったリンゴ、ラ・フランス、3年生が収穫した餅米3キロずつを届けた。また全員で合唱を披露し、つきたてのあんこ餅を振る舞った。 生徒会長の3年鈴木貴大君(15)は「支援が少なくなってきていることを知った。震災から2年以上たったが、復興までは遠いと感じた」、副会長の3年布施京花さん(15)は「静かな海を見ていると津波が起きたことが信じられない。これからも元気を届けていきたい」と話していた。
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