本県への避難者対象に内部被ばく検査開始 福島県、米沢皮切りに
2013年06月22日
Tweet
![]()
福島県が本県への避難者を対象に始めた内部被ばく検査。左奥が測定装置=米沢市すこやかセンター
対象は原発事故発生時に福島県内に居住し、その後本県に身を寄せた4歳以上の避難者。車載式のホールボディーカウンター(全身測定装置)を使用する。同様の検査を福島県外で行うのは今年3月の栃木県に続き2例目。立った状態で装置内に入り、検査は2分ほどで終了する。現在の体内にある放射線量のほか、一生涯で浴びる積算線量も計測。結果は約1カ月後に通知する。検査費は無料。 現在、県内全体で約500人の申し込みがあり、初日は約30人が訪れた。福島県南相馬市原町区から米沢市に身を寄せて3年目の女性(28)は「内部被ばく検査を受けるのは初めて。今の自分の状態を知りたいと思った」と話した。 検査日は同センターが21~24日、28~7月1日、同5~8日、山形市のあこや会館は7月12~15日、18~22日、25~29日、鶴岡市総合保健福祉センターが8月2~5日。検査日の5日前までに申し込みが必要。専用電話番号080(5743)5867、080(5743)5868。
東日本大震災 記事一覧
|
文字サイズ変更
山形新聞からお知らせ
|