被災者に贈る門松を製作 鶴岡一中生
2012年12月10日
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バランスを考えながら門松を作る生徒や保護者=鶴岡市
同校では昨年の震災以降、宮城県石巻市や東松島市を訪れ、側溝にたまった泥の撤去作業や草刈りなどのボランティアを行っている。今回は、被災者のために何かしたいとの生徒の思いを受け、担任の斎藤千鶴教諭(27)や保護者が中心となって門松作りを計画。市教育委員会と協力し、材料となる竹や松の枝などを用意した。 この日は、生徒や保護者約70人が参加。こもを巻いた土台に、竹や松の枝、造花を飾り付けた。生徒たちはバランスを考え、何度も試行錯誤しながら門松を作っていた。 石塚大祐君(13)は「みんなで協力して良いものが作れた」とにっこり。秋葉日向子さん(13)は「被災者のみんなが明るい気持ちでお正月を迎えてくれるとうれしい」と話していた。
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