本県に避難母子の保育料を助成 山形のNPOと交流の米団体
2012年10月31日
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災害支援などを行っている「インターナショナル・メディカル・コープス」(アメリカ、IMC)が、交流のある認定NPO法人「IVY」(本部・山形市)を通じ、福島県から本県に避難している母子に保育料の助成を行うことになった。併せてIVYは避難者のための直営保育所「あいびぃ保育園」(同市小白川町1丁目)の保育料を値下げし、一律1人1万円とする。いずれも11月から。助成は、避難生活の経済支援などが目的。福島第1原発事故の影響で、福島県から本県に母子だけで避難し、母親が子どもを保育園・幼稚園に預け就労、就職活動している家庭が対象。2万5000円を上限に月額保育料の半額を助成する。 期間は11月から来年4月までの最長6カ月間で、対象は50~60世帯。IVYが面接し、就労意欲や家計に対する保育料の負担状況などを踏まえて決定する。助成開始後3カ月以上経過しても就職できない場合は再審査を行う。第1次申請の締め切りは11月10日。メールやファクスで申し込む。 「あいびぃ保育園」の保育料は、これまで3歳未満2万5000円、3歳以上2万3000円、2人目以降1万5000円だった月額保育料を年齢、きょうだい数にかかわらず一律1人1万円にする。園児は生後6カ月から就学前まで引き続き募集中。問い合わせはいずれもIVY023(634)9830。ファクス023(634)9884。メールアドレスLER04525@nifty.com
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