福島から避難の2家族招いて田植え・河北
2012年05月28日
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膝まで泥につかりながら田植えを体験する子どもたち=河北町
避難中の2家族と町内外の親子連れ計16人が参加。膝までぬかるむ泥に苦戦しながら約3アールの水田に「はえぬき」を手植えした。初めての田植えに「うわー。気持ち悪い」と叫んでいた子どもたちもすぐに泥の感触に慣れ、家族と笑顔を交わしながら懸命に作業に励んでいた。福島市から自主避難している田中香織さん(34)は「服が汚れると嫌がっていた娘も、いつの間にか夢中になっていた。福島に戻っても参加したい」と話していた。 同町谷地の温泉施設ひなの湯(山田剛支配人)が主催。参加者は田植えの後、同温泉に漬かり疲れを取った。10月上旬に稲刈りと収穫祭を行う予定。
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