遊休機械、被災事業所に無償提供 山形商議所でプロジェクト出発式
2012年03月03日
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出発式で引き渡された木工用機械=山形市・山形商工会議所
プロジェクトは、地震や津波で生産機械が流失・損壊するなどした被災地事業所の復興を支援するため、全国各地の事業者に遊休機械を無償で提供してもらい、必要としている被災事業所に贈る取り組み。日本商工会議所が、全国の商工会議所に呼び掛け、昨年9月から展開している。 本県では1月に提供受け付けを開始。これまでに7社から11点の機械が登録された。このうち山形市内の事業所から提供された自動かんな盤や卓上スライド切断機など4点が、被災事業者のニーズに合致し、今回初めて被災地に届けられることになった。出発式では、山形商工会議所の舟山政紘専務理事が「これらの機械が被災企業の復興に役立つことを願っている」とあいさつ。仙台商工会議所の佐藤盛雄常務理事が、輸送協力事業者である山形陸運(山形市)の佐藤公啓社長と舟山専務理事に感謝状を手渡した。
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