米沢への避難者、老人クと交流会 県内初、芋煮囲み、輪投げも
2012年02月29日
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芋煮を囲んで懇談し参加者が親睦を深めた交流会=米沢市万世コミュニティセンター
避難者7人を含む30人余りが参加。輪投げでは、回数を重ねるごとに得点が増え、徐々に歓声が上がり自然な笑顔が見られるようになった。参加者同士の自己紹介に続き、万世地区連合会の女性会員が手作りした芋煮やショウガご飯、青菜漬けを食べながら懇談した。米沢の雪や福島に関する話題は尽きることがなく、会場は和やかな雰囲気に包まれた。 「避難者の人たちも含め健康増進、融和を図っていきたい。春になったら外でウオーキングをしたい」と須貝会長。現在、家族10人で万世地区の雇用促進住宅で暮らしている上野操さん(76)=福島県南相馬市出身=は「一緒に話をしながら体を動かすのが一番。自然と交流が生まれる」と話していた。 交流会は、県老人クラブ連合会からの依頼を受け、万世地区老人クラブ連合会が主催した。
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