県内施設の優待券、2000人にプレゼント 県などがキャンペーン
2011年05月31日
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東日本大震災の影響で減少した観光客を本県に呼び込もうと、やまがた観光キャンペーン推進協議会(武田吉則会長)と県は、県内の宿泊施設や観光施設で利用できる1万円分、5000円分の優待利用券を1000枚ずつ、計2000人にプレゼントする観光キャンペーンを行う。夏に向けた観光振興企画。東北6県と新潟県の在住者を対象に6月中旬から応募を受け付ける。各県の主要観光施設などに応募はがき(予定)を置き、6月中旬から月末まで応募を受け付ける。優待利用券は県内の温泉旅館や物産館、立ち寄り施設など約200カ所で9月30日まで利用できる。サクランボシーズンから始まる夏の観光誘客を活性化する目的で、被災者や東北の復興を支援する狙いもある。7月4日に抽選を行う予定で、当選者が確定し次第、優待利用券を発送する。 優待利用券の当選を機に本県を訪れた旅行者にリピーターになってもらえるよう、メール会員「やまがた温泉倶楽部」(仮称)への勧誘も行い、定期的に観光情報、割引クーポンなどを届けて継続的な観光振興につなげる。 キャンペーンの内容は、チラシやコマーシャルなどで周知・広報する。問い合わせは同協議会事務局023(630)2701。
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