被災地の酒や魚食べて復興支援 東根で催し
2011年04月25日
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被災した業者の酒や三陸産の魚介類などを味わった花見会。中央は企画した渋谷泰彦さん=東根市
同店に勤務し、被災地で炊き出しのボランティアを行ってきた渋谷泰彦さん(28)=同市東根=が企画し、知人らと「復興プロジェクト東根」を結成して開催。当初、市内の桜の名所・堂ノ前公園での開催を予定していたが、前日の雨の影響などで会場を変更し、店内に桜を飾って花見気分を演出した。 市内を中心に約70人が参加し、津波で施設が直接的な被害を受けたり、風評被害を被っている業者による日本酒、ビールのほか、宮城県塩釜市で水揚げされたマグロのすし、被災した酒蔵の酒かすを使ったみそ汁などを味わった。参加した同市中央4丁目、公務員加藤知子さん(30)は「酒も魚もおいしい。被災地の産物を消費して、お金を回すことも支援に必要」と話していた。渋谷さんは「今後も同様のイベントを開きたい」と意欲を語っている。 東日本大震災 記事一覧
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