仙台空港の旅客便が再開 復旧加速を期待
2011年04月13日
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東日本大震災で津波被害を受けた仙台空港(宮城県名取市)で13日朝、旅客便の運航が再開し、羽田発の日航機が到着した。被災地と首都圏や関西とのアクセス向上で、復旧に向けた動きが加速すると期待される。空港には大量のがれきや自動車が流れ込み、滑走路は水没。応急措置で3月中旬に滑走路上の漂流物を片付け、救援物資などを運ぶ自衛隊機や米軍機に限って離着陸していた。 当面は夜間を除く時間帯で、羽田、大阪(伊丹)と結ぶ計6往復を運航。日航と全日空が乗り入れる。空港-JR仙台駅を走る仙台空港アクセス鉄道は運休中のため、代行バスが運行される。 東北新幹線の新青森-盛岡は13日午前6時10分、新青森発の列車から運転を再開。新青森-一ノ関は震災後の3月22日に運転を再開したが、4月7日夜の余震で高架や架線などに被害があり、再び運休していた。 JR東日本によると、盛岡-一ノ関は24日ごろ、仙台-福島は27日ごろそれぞれ再開予定。4月末から5月初めに見込まれる一ノ関-仙台の開通により、新青森-東京が再び新幹線で結ばれる。 東日本大震災 記事一覧
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