東根の福祉施設、特養入所者を受け入れ 多賀城で被災の24人
2011年03月23日
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多賀城市から避難してきた入所者ら=東根市・ソーレケアヴィレッジ東根
桜花の入所者38人は津波が押し寄せる前に脱出、障害者施設などに身を寄せていた。しかし布団が足りず、流動食も水で薄めて分配するような状況。ケアヴィレッジを運営する「たいよう福祉会」の安藤政弘理事長が桜花サイドから依頼され、受け入れが決まった。 自宅に戻った13人と入院した1人を除く入所者は、午後1時50分ごろ到着。疲れ切った表情でバスから降りた。ソーレケアヴィレッジ東根の特養ホームは既に申し込みが定員に達していたため、余裕のある有料老人ホームで暮らす。 安藤理事長は「被災地の施設入所者は医薬品が無く、入浴もできない避難所生活を強いられている」として、県に対して同日、廃・休校になった校舎を受け入れ先として整備することなどを文書で提案した。 東日本大震災 記事一覧
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