避難の小中学生に学習支援 高畠の公民館などで開始
2011年03月22日
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子どもたちの学習面の不安を解消する支援教室が始まった=高畠町中央公民館
避難所の子どもたちの学習面での不安を解消しようと町教育委員会が企画し、町内の小中学校の教員などに声を掛けて実現した。自習形式で学習したい科目の問題集を解き、分からない部分を教員や大学生などのボランティアに質問するスタイルで行う。町内の小学校6校、中学校4校から1人ずつ教員を派遣してもらい、平日の午前9時半からと午後2時からの2回に分け、町中学校の新学期が始まる前日の4月7日まで行う予定。 中央公民館では大会議室が教室となり、小学生7人と中学生6人が参加。小学生は動物の絵を自由に描き、中学生は町教委が用意した英語や理科の問題集に取り組んだ。福島県相馬市の磯部中2年高玉彩花さん(14)は「受験は来年でまだ先だが、不安がないと言えばうそになる。教室の開講はうれしい」と話していた。 東日本大震災 記事一覧
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