身近な行動、未来変える やまがたSDGsフェスタ開幕
持続可能な社会の実現に向け、身近な取り組みに触れる「やまがたSDGsフェスタ2022」(山形新聞、山形放送主催)が15日、山形市の山形国際交流プラザで開幕した。16日までの2日間、県内企業・団体の活動紹介や体験プログラムなど多彩な企画が催され、SDGs(持続可能な開発目標)について理解を深める。
企業や団体によるブースでは、結婚式などで飾られた花を再利用したサシェ(香り袋)やオリジナルエコバッグ作りなどを企画。2020年に山形新聞社とともに、SDGs推進に関する共同宣言を行った山形大と県もブースを設けて活動を紹介している。
持続化可能な山形について考えるSDGsカードゲームのコーナーでは、参加者がカードに記されたイベントを通じて目標ポイントをためながら、身近な行動で地域の未来を変えることができることを学んでいた。九里学園高2年河井美聖さん(16)は「SDGsは人ごとのように感じてしまいがちだが、ゲームを通じて身近なものだと実感できた」と話していた。
特設ステージでは高校生による活動発表会があり、九里学園、東海大山形、新庄東、酒田南、羽黒、山形工の各校が参加。子どもの居場所づくり活動への支援策などの取り組みを披露した。
16日はトークイベントが行われ、子ども向けのワークショップで人気のお笑い芸人「ランパンプス」が登場。「なぞとき」などを通じ、笑いを交えながら、SDGsの理念を紹介する。
同会場では、県などでつくる実行委員会主催の「やまがた環境展」も同時開催している。
2022/10/16 12:46
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