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衆院議員会館(下) 広がる、ゆったり空間

2015/3/8 17:44
広々とした議員応接スペース。官僚、地元の首長、地方議員らが訪れる

 移転新築に伴い、衆院議員会館は議員事務室の面積が40平方メートルから100平方メートルに広がった。旧会館時代は面談を希望する官僚、地元関係者、記者らが廊下に並んでいたが、現在はゆったりした空間が広がる。

 県2区の鈴木憲和氏(自民)は第1会館の416号室に入った。選挙区は7市10町と広大で、待合スペースには各自治体のポスターが所狭しと並んでいる。農水省出身らしく農業関係の資料に囲まれ、当時は上司だった同省幹部職員らが頻繁に訪れる。

 第2会館を使用するのは比例東北の近藤洋介氏(民主)で819号室。壁には同様に県2区内の自治体ポスター。議員室に元労相の父鉄雄氏、さらに家族の写真が飾られ、党役員として激務をこなす近藤氏を癒やす。同じ愛煙家の首長らが集うスペースでもある。

 衆院議員会館には、コンビニ、売店、食堂、理・美容室、銀行、歯科診療所など多様なテナントが入る。第2会館地下の靴店はメーカー品が常時2割引で、ハードワークの議員、秘書らを足元から支えている。

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