孫におばあちゃんと呼ばれ、仲間に元気だったと手を握られるとき、ああ生きてきたんだと思う

上山市 鈴木ちゅんさん

 鈴木さんは28歳で乕雄さんと結婚。夫は1945年3月に出征した。一緒に暮らしたのは約5カ月。長男を授かった。乕雄さんは中国の旧満州で戦死、32歳だった。復員を待ち続けたが、56年に戦死と知らされた。両親も他界し、会社に勤め、先輩の助けを借りて息子を育てた。1999年、鈴木さんの手記を読んだ人が訪ねてきた。どこの戦地かさえ分からなかった夫の最期をその人から聞いた。長男は結婚し、孫が生まれた。

(2002年8月14日付朝刊、当時86歳)

2020/8/14 08:16
記事・写真などの無断転載を禁じます
戦後75年、言葉を刻む
[PR]

県内ニュース最新一覧

[PR]