「惨状を目にして逃げていいのか」土門が自身に向けた問い掛けだ

写真家 長倉洋海さん

 長倉さんは第12回土門拳賞を受賞、アフガニスタンやエルサルバドルなどを取材し、写真家土門拳(酒田市出身)と同じく被災した人々をフィルムに焼き付けた。放置された遺体や全身に包帯を巻かれた人、泣き叫ぶ子どもたち。悲惨な現場に立ち会うとき「負傷者や難民らの叫び」が自らを奮い立たせた。土門が1958年に発表した「ヒロシマ」から、土門の原爆に対する怒り、被写体に向き合った気持ちが伝わると語った。

(2009年8月13日付朝刊、当時56歳)

2020/8/11 08:53
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