「小学生と中学生が不発弾で死んだらしい」。教え子らの悲報が届いた
寒河江市 土田ヨウ子さん
土田さんは1951年、戸沢村(現村山市)戸沢中の教師だった。当時、葉山のふもとの東部一帯は、東根町(現東根市)の神町キャンプに駐留していた米軍に接収され、砲射撃演習場となっていた。米兵を乗せたトラックや高射砲をけん引する車両が連日、学校脇を行き交った。同年6月、土田さんが担任をしていた中学1年の女子生徒ら3人が鉄くずを拾おうと演習区域に入り、見つけた不発弾が爆発、2人が命を落とした。
(2010年8月14日付朝刊、当時79歳)
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