原爆ドームは残さないといけない。これを大切にしないと世界平和は来ない

写真家 土門拳

 土門(酒田市出身)の写真集「ヒロシマ」唯一のカラー写真は「原爆第1号」と呼ばれた人の腕だった。吉川清さんは自宅前で被爆。手の甲(こう)は黒ずみ、腕の部分はメスを入れた痕跡が生々しく写し出された。「原爆第1号」は、米国の中将らが「この体で生きているとは奇跡。被爆生存者中のナンバーワンだ」と驚いたことに始まるという。吉川さんは患部を強調した写真の掲載を承諾。核兵器をなくす努力をする、という土門との約束があった。

(2009年8月14日付朝刊)

2020/8/4 08:19
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