夢の中で「行かなくていい」と言われ、喜んで目を覚まし、現実を見て落ち込むの繰り返し

鶴岡市 大場貢さん

 大場さんは1944年5月、戦艦「武蔵」に乗艦するため、陸軍の新兵400人と貨物船20隻でフィリピンに向かった。台湾海峡で戦闘に入り、海に落ちた兵士、真っ赤な物を吐く人も見た。訓練も受けていない人ばかり。2度の攻撃で32人が命を失い、2隻が沈んだ。上官からは士気に関わるから話すな、ときつく言われた。武蔵での任務を終え、しばらくして水上特攻隊の話があった。志願したが、何に乗るのかは知らされなかった。

(2015年8月8日付朝刊、当時90歳)

2020/6/25 07:15
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戦後75年、言葉を刻む
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