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[7]ピーマン、シシトウ 生育診断し適期追肥を

2014/5/15 16:57掲載

 ピーマンとシシトウは、トマトやナスと同じナス科の野菜で、家庭菜園でも人気が高く、どちらも同様の方法で栽培できます。しっかり管理を行うと、夏の間継続して収穫できますので、次のことに注意して栽培しましょう。

 寒さと乾燥に弱いため、畑にマルチシートを設置して、15度以上の地温を確保してから定植しましょう。仕立て方法は、主枝4本仕立てにします。株の内部まで十分な光が当たらないと着果が悪くなるので、主枝はできるだけ広げる形で仕立て、生育が進み茂ってきたら、株の内部まで光が入るように混み合った枝や葉を取り除くようにします。

 ピーマンは、果実の先端から腐ってくる「尻腐れ果」が多く発生する場合があります。最も大きな要因は石灰欠乏と畑の乾燥ですので、苦土石灰などの石灰資材をしっかり与えるとともに、灌水(かんすい)を行うようにします。

 追肥は、定植1カ月後ごろから、即効性の肥料を2、3週間に1回程度の間隔で与えることを基本としますが、花の状態で栄養診断を行うことができるので、毎日、花をよく観察しましょう。雌しべ(花柱)が雄しべ(やく)より長い長花柱花や同じ長さの中花柱花は正常に着果しますが、株の栄養条件や根の健康状態が悪くなると、雌しべが雄しべより短い短花柱花が多くなります。短花柱花が多くなっていたら、株の勢いが弱まっている状態なので、追肥間隔を短くして株の勢いの回復を図りましょう。

(県最上総合支庁農業技術普及課・滝田雅美)

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