渡辺えりの ちょっとブレーク

(158)40周年公演、大成功

2018/6/30 22:01

 6月17日、オフィス3〇〇40周年記念公演が大好評のうちに終了しました。山形からわざわざいらしていただいた皆様、本当にありがとうございました。

 新作執筆の間は胃痛がひどく、何度も逃げ出したいと弱音を吐きそうになった3カ月。誰も助けてくれない。と、子供のように泣いた日々もありましたが、初日が開いて、お客様の評判が良く、後半は口コミで大入り満員となりました。

 今まで観た中でも一番面白いとおっしゃった常連のお客様もおられたほどです。劇団を旗揚げした23歳の頃と重なるテーマ。そして、旗揚げの頃のテンポと猥雑(わいざつ)も意識して、この40年の作品の一部分を少しずつ入れる工夫もしてみました。初めて出演した役者たちはまるで昔からいた劇団員のように一致団結し、不満不平も言わずに稽古を重ねてくれました。本当にスタッフ、キャスト、お客様に感謝です。

 山形の父は胆石の手術で入院し、母は骨折をしてから車椅子(いす)の生活となり、認知症も進んでしまい、東京に来ることは叶(かな)いませんでした。30人の出演者全員でのブラスバンドの演奏もあり、私もセーラー服を着てフルートの演奏などもしたので、両親が観たらきっと喜んでくれたはずだと残念です。

 今日お見舞いから東京に戻る際、母が泣くような顔をして私を引き留めるので、本当に帰るのが辛(つら)かったのです。両親の喜ぶ顔が観たくて毎年続けている花笠まつりへの出演ですが、今年は8月7日に踊ります。いつもの「夢見る力」のメンバーに加え、高校時代の同級生たちも踊ってくれるということです。今年もたくさんのさくらんぼを東京でお世話になった皆様にお送りしましたが、そのさくらんぼを作っている同級生の保科さんも踊ります。

 また昨年、村木沢(山形市)で一緒に歌う約束をしていた山崎ハコさん、今年こそということで8月6日に村木沢公民館「あじさい交流館」で午後6時半から「村木沢夏のライブ・ハコ&えり」を開催することになりました。昨年、長根の家でやったのが好評でしたが、クーラーがないので暑すぎたという声があり、クーラーの効いた新しいあじさい交流館をお借りすることになりました。限定200人です。村木沢の私の家で素晴らしいCDを2枚も製作したハコさん、その恩返しをしたいと、村木沢で歌います。私も故郷への恩返しです。

 6日に歌って、7日に踊ります。還暦を過ぎた、いとこの踊りに感動し踊り始めてもう10年。そのいとこにおいしい手料理をいただきながら「本当にあっという間だね?」と語り合いました。初めて食べた猪の肉が旨(うま)かった。

 皆様、6日、7日とお待ちしています。

(女優・劇作家、山形市出身)

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