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名産品や観光地、仮想空間で 本社「街なかメタベース」新コンテンツ導入

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県内の名産品などを紹介するメタバースの公開に先立ち、視察するNTT東日本の関係者=山形市・街なかメタベース 県内の名産品などを紹介するメタバースの公開に先立ち、視察するNTT東日本の関係者=山形市・街なかメタベース
 山形新聞のデジタル発信拠点「街なかメタベース」(山形市・山形グランドホテル)に、県内の名産品や観光地を360度動画で紹介するメタバース(仮想空間)のコンテンツが7日から導入される。公開を前に、制作に携わったNTT東日本の関係者が6日、同所を視察した。

 山形新聞とNTT東日本山形支店は連携協定を締結している。視察後、NTT東日本の遠藤玉樹常務執行役員ビジネスイノベーション本部長、蓬田倫也(よもぎたみちや)ビジネスイノベーション本部フロントサポート部長、渡会俊輔山形支店長が同市の山形メディアタワーを訪れ、山形新聞の寒河江浩二社長・主筆(山形新聞グループ経営会議議長)と懇談した。

 遠藤常務執行役員は「山形県には観光や美術などの分野で魅力的なものが豊富にある。それらを発信するお手伝いをしていきたい」と述べた。観光客をはじめ、本県で勤務経験のある人や、都内で暮らす本県出身者らもターゲットに関連情報を発信するなどし、事業を充実させる考えも示した。

行き先の下調べに◇購入も支援

 メタバース内では、アバター(分身)の目線で日本酒、山形牛、そばといった商品の生産過程などを動画とパネルで紹介、山寺(山形市)や最上川舟下り(戸沢村)などの360度動画も設けており、観光地を実際に訪れたような雰囲気を味わえる。専用のヘッドセットで視聴でき、観光客に対しては行き先の下調べなどにも役立ててもらう。

 名産品に関しては、山形新聞など全国の新聞社が地方の名産品を紹介するサイト「47CLUB」と連携することで、対象商品の購入をサポートする。
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