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モビリティシステム専門職大に3人入学 飯豊・東北初、初年度は大幅定員割れ
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今月開学した電動モビリティシステム専門職大(清水浩学長)の入学式が5日、飯豊町萩生の同大で行われた。東北初の専門職大として注目されたが、設置認可が昨年8月で学生を集めにくい環境だったこともあり、初年度の入学生は40人の定員を大きく下回る3人にとどまった。同大は本年度、受験者増に向けて取り組んでいくという。
同大は学校法人赤門学院(仙台市)が運営。電気自動車(EV)システムを構成する電池・駆動・車体・自動運転を総合的に学ぶ電気自動車システム工学部を設けた。町も整備費補助金3億5千万円の交付や、施設の無償貸与などで支援している。
同大によると、文部科学省から設置認可を受けた後、山形、宮城、福島3県を中心に約260校の高校を訪問し、学生募集のPR活動をした。だが、既に進路が決まっている生徒が大半で、初年度は大学入学共通テストに参加できないなど、受験生が集まりにくかったという。合格者は5人だった。
本年度は当初から学校を訪問するとともに、指定校推薦を出す高校の幅を広げるなどし、受験者数増加を目指す。イベントの開催、自動車関連企業などへの社会人の学び直しの働きかけなども検討していく。
式では清水学長が「皆さんと共に新しい道を切り開いていきたい」と式辞を述べた。後藤幸平町長は「開学まで10年かかったので感慨無量。町議会と相談しながら、将来的には奨学金制度を創設し、学生を支援したい」と語った。
長井高出身の大河原令伊(れい)さん(18)=長井市=は「ものづくりに興味があり志望した。これからやりたいこと、学びたいことを見つけて社会に役立ちたい」と期待を膨らませた。
同大は学校法人赤門学院(仙台市)が運営。電気自動車(EV)システムを構成する電池・駆動・車体・自動運転を総合的に学ぶ電気自動車システム工学部を設けた。町も整備費補助金3億5千万円の交付や、施設の無償貸与などで支援している。
同大によると、文部科学省から設置認可を受けた後、山形、宮城、福島3県を中心に約260校の高校を訪問し、学生募集のPR活動をした。だが、既に進路が決まっている生徒が大半で、初年度は大学入学共通テストに参加できないなど、受験生が集まりにくかったという。合格者は5人だった。
本年度は当初から学校を訪問するとともに、指定校推薦を出す高校の幅を広げるなどし、受験者数増加を目指す。イベントの開催、自動車関連企業などへの社会人の学び直しの働きかけなども検討していく。
式では清水学長が「皆さんと共に新しい道を切り開いていきたい」と式辞を述べた。後藤幸平町長は「開学まで10年かかったので感慨無量。町議会と相談しながら、将来的には奨学金制度を創設し、学生を支援したい」と語った。
長井高出身の大河原令伊(れい)さん(18)=長井市=は「ものづくりに興味があり志望した。これからやりたいこと、学びたいことを見つけて社会に役立ちたい」と期待を膨らませた。
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