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四季の映像、いつでも 舟形町HPでライブ配信

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舟形若あゆ温泉の定点カメラから配信された画像=11日午前7時50分ごろ(舟形町提供) 舟形若あゆ温泉の定点カメラから配信された画像=11日午前7時50分ごろ(舟形町提供)
 舟形町は、町内のビューポイント2カ所から、高画質の4Kカメラを使った風景映像のライブ配信を始めた。月山などが望める舟形若あゆ温泉と、清流・最上小国川に架かる長尾橋付近で、遠くにいても舟形の景観が楽しめる。冬季はレンズに雪氷が付着することがあるが、ヒーター機能が働くため、視界ゼロの吹雪から一転、穏やかな冬景色を目にするチャンスもある。

 動画配信は首都圏などに住む町出身者をはじめ、アユ釣り愛好者らに舟形の魅力をアピールする取り組みの一つ。町のホームページから「多目的ライブカメラシステム」を選んで見ることができる。町総務課デジタルファースト推進室は「舟形の美しい四季を高画質の映像で楽しんでほしい」と話す。

 県の眺望景観資産にも選ばれている若あゆ温泉からは月山のほか葉山、大高根山などが見渡せる。この時季は雲の切れ間からのぞく陽光に照らされた雪景が美しい。長尾橋からは、ゆっくりと蛇行する最上小国川の流れや里山を望むことができ、陸羽東線を走る車両も眺められる。

 町内のライブカメラは「景観」の2カ所以外に、河川の監視を目的にした「河川・防災」もある。以前から設置していた舟形小屋上など5カ所に平沢川と松橋川を加え、計7カ所で赤外線センサーを使って夜間も水位を確認できるよう機能強化した。事業費は新設、機材更新を含め約2000万円をかけた。
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