ニュース
企業紹介、学生視点から 県村山総合支庁、インスタ活用し情報発信
12/19
県村山総合支庁は山形大生の協力を得ながら、写真共有アプリ「インスタグラム」を活用した地元企業の情報発信事業を展開している。学生が各企業に足を運んで若手社員に取材し、若者の視点から地元で働く魅力を紹介。事業3年目の今回は動画投稿も始め、企業の雰囲気をより身近に感じられる工夫を加えた。来年1月まで順次更新する。
村山地域は県内総人口の約半数が集中し、総生産額も県全体の5割近くを占める。一方、若者の流出が進み、将来的な働き手不足が懸念されている。地元企業について詳しく知らないまま県外就職するケースも多いことから、2020年に発信事業を開始した。
20、21両年度で延べ45社を掲載し、大学生や高校生、Uターン希望者の関心を高めている。事業に参加した学生が取材先の会社に興味を持ち、説明会に出席したケースもあるという。今年は村山地域の製造業者20社を取り上げる予定で、取材を進めつつ、10月中旬から記事や動画をインスタグラムに載せている。
11月中旬には山形大生5人が繊維製品製造などの佐藤繊維(寒河江市)の工場を訪れ、若手社員のインタビュー動画を撮影した。入社して良かったことや休日の過ごし方など、働く上で気になる点を質問し、職場の様子も収めた。同大人文社会科学部3年の浅野隆志さん(22)は「県内にも全国的に有名な企業があることを知って驚いた。動画で会社の特徴や雰囲気を感じ取ってほしい」と話していた。
同総合支庁の担当者は「閲覧数は年々伸びており、若者の県内定着につながれば」と期待する。インスタグラムのアカウントは「@yamagata.work_life」。
村山地域は県内総人口の約半数が集中し、総生産額も県全体の5割近くを占める。一方、若者の流出が進み、将来的な働き手不足が懸念されている。地元企業について詳しく知らないまま県外就職するケースも多いことから、2020年に発信事業を開始した。
20、21両年度で延べ45社を掲載し、大学生や高校生、Uターン希望者の関心を高めている。事業に参加した学生が取材先の会社に興味を持ち、説明会に出席したケースもあるという。今年は村山地域の製造業者20社を取り上げる予定で、取材を進めつつ、10月中旬から記事や動画をインスタグラムに載せている。
11月中旬には山形大生5人が繊維製品製造などの佐藤繊維(寒河江市)の工場を訪れ、若手社員のインタビュー動画を撮影した。入社して良かったことや休日の過ごし方など、働く上で気になる点を質問し、職場の様子も収めた。同大人文社会科学部3年の浅野隆志さん(22)は「県内にも全国的に有名な企業があることを知って驚いた。動画で会社の特徴や雰囲気を感じ取ってほしい」と話していた。
同総合支庁の担当者は「閲覧数は年々伸びており、若者の県内定着につながれば」と期待する。インスタグラムのアカウントは「@yamagata.work_life」。
ニュース一覧
- 3/27eスポーツ、気分いい 多世代、大会観戦やゲーム体験
- 3/22街なかメタベース便り(6) 山形市長がVR体験・感嘆、「可能性を感じた」
- 3/22「AI甲子園」東桜学館が最優秀賞 山形で大会、21校が成果披露
- 3/7デジタル社会の課題解決策学ぶ 新庄でDXテーマに公開研修会
- 3/6街なかメタベース便り(4) プロジェクター・夜の大通り、浮かぶ山形
- 3/5街なかメタベース便り(3) 紙もデジタルも・「記録性」を再確認
- 3/4街なかメタベース便り(2) グリーンバック・動画撮影、背景に画像合成
- 3/3街なかメタベース便り(1) VRゴーグル・360度映像、目の前に観光地
- 3/1本県DX化、推進拠点に 本社が開設、山形に「メタベース」
- 3/1やまがたAI部を表彰 経済同友会「明るい山形MVP賞」