談話室

▼▽放送作家の小山薫堂さんは自らを追い込むことでひらめくタイプだという。大好きなサウナに入る時は「アイデアが一つ浮かんだら、褒美としてサウナから出ていい」という決まりを課して構想を絞り出すこともある。

▼▽雑誌の取材に、北海道帯広市にある友人宅のサウナ小屋での体験が最高だったと答えている。がんがん焚(た)いた薪の上に雪をのせて蒸気を発生させる。小屋の前には薄い氷の張った小川があり、氷を割って寝そべると体中が冷水にさらされる。地獄の冷たさが最高だったとか。

▼▽サウナブームが続いている。加熱した石に水を掛けて蒸気を出すフィンランド式のサウナは心身の健康に良いとされユネスコの無形文化遺産になった。電化製品卸の県内企業はサウナの世界的メーカーの商品を扱い始めた。一般住宅や別荘、宿泊施設などに売り込むという。

▼▽庄内町や山形市などでは自然の中でサウナを楽しんでもらい、まちおこしにつなげようとの動きもある。サウナ業界はコロナ禍に翻弄(ほんろう)され、最近は落ち着いて盛り返しつつあったものの、そこに新たなオミクロン株が出現した。さしたる影響がないよう願わずにいられない。

(2021/12/06付)
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最新7日分を掲載します。
  • 12月6日
  • ▼▽放送作家の小山薫堂さんは自らを追い込むことでひらめくタイプだという。大好きなサウナに入る時は「アイデアが一つ浮かんだら、褒美としてサウナから出ていい」という決まりを課して構想を絞り出すこともある。 [全文を読む]

  • 12月5日
  • ▼▽酔いに任せて作った即興歌が始まりだった。1975年のある晩、芥川賞作家森敦の自宅アパートの一室で、広告代理店に務める28歳の青年がギターを弾きながら口ずさんだ。「ながく庄内平野を転々としながらも…」 [全文を読む]

  • 12月4日
  • ▼▽本紙くらし欄に「献立のヒント」がある。家庭の献立のアイデアを提供するレシピ 記事だが、2009年から料理の分量が変わった。4人分から2人分になった。2人世帯や単身世帯が増え、家族像の変化を考慮した。 [全文を読む]

  • 12月3日
  • ▼▽歌舞伎役者なのに、若い頃「着物が似合わない」と言われていた。先輩に教えを請うたら「普段から着ることです」。2年ほど、電車でも銀座の街でも着物で通した。視線を集めたが、体が自然になじむようになった。 [全文を読む]

  • 12月2日
  • ▼▽米国の画家ノーマン・ロックウェル(1894~1978年)は週刊誌「サタデー・イブニング・ポスト」の表紙絵を47年間描き続け、人々の生活を優しい眼差(まなざ)しで切り取った。米国で最も愛された画家とも称される。 [全文を読む]

  • 12月1日
  • ▼▽身長176センチ、体重は新弟子検査の前日時点で基準に4キロも足りず、当日に巨大なおにぎりを胃袋に詰め込んで何とか合格した。以降、闘志溢(あふ)れる真っ向勝負を貫いた本県出身の小兵力士がいる。その名は鮫島鯉太郎(さめじまこいたろう)。 [全文を読む]

  • 11月30日
  • ▼▽風が吹けば桶(おけ)屋が儲(もう)かるではないが、県外ながら関連性を感じ登録してみた。山形市と多くの人が往来している仙台市。市内の下水を調べ新型コロナウイルス感染者数を予測し、感染対策の参考に配信する制度である。 [全文を読む]

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