談話室

▼▽政府の判断で検察幹部の定年を延長できる法案が廃案になったのは、先月半ばのこと。そのさなか自民党で別の“定年問題”が再燃した。衆院選比例代表候補を巡り、党が内規で定めた「73歳定年制」に関してである。

▼▽人生100年時代を掲げるベテラン議員が定年制廃止を党幹部に申し入れたのに対し、若手議員が組織活性化に逆行すると猛反発。互いに党内で署名活動を繰り広げる事態にまで発展したが、世代間抗争の激化を懸念した幹部が沈静化に動き、議論は当面、棚上げとなった。

▼▽定年制が厳格化されたのは2003年の衆院選だ。当時の小泉純一郎首相が中曽根康弘、宮沢喜一両元首相に適用し大御所2人は引退に追い込まれた。比例名簿の「終身1位」で処遇されていた中曽根氏に引導を渡したのが安倍晋三幹事長(現首相)だったことも因縁深い。

▼▽73歳の定年は比例代表に限った措置で小選挙区への出馬は可能である。定年を過ぎても心身が充実していると自負するなら小選挙区で審判を仰ぎ、比例は後進に譲るのが王道か。秋に衆院解散との風も吹き始める中、世代間対立の落としどころを探るのは困難を極めそうだ。

(2020/07/03付)
最新7日分を掲載します。
  • 7月3日
  • ▼▽政府の判断で検察幹部の定年を延長できる法案が廃案になったのは、先月半ばのこと。そのさなか自民党で別の“定年問題”が再燃した。衆院選比例代表候補を巡り、党が内規で定めた「73歳定年制」に関してである。[全文を読む]

  • 7月2日
  • ▼▽「救いの手」ならぬ「救いの翼」と言えようか。水稲栽培の省力・低コスト化を実現すべく、JA全農山形とJAあまるめなどが今年、庄内町の圃場で小型無人機ドローンを使った直(じか)まき栽培の実証試験を行っている。[全文を読む]

  • 7月1日
  • ▼▽プラスチックの歴史は意外に浅い。最初に商業化された合成樹脂は米国の化学者が1907年に発明したベークライト。戦後にポリエチレンやポリプロピレンなどが登場し、丈夫で軽いプラスチックは必需品となった。 [全文を読む]

  • 6月30日
  • ▼▽トルコに伝わるなぞなぞだという。〈雲は私の母で風は父、川は娘です。私がいないときは人間たちは私をさがしますが、多すぎると嫌われます〉。答えは雨。気候、風土もあろうが、人の心模様が雨に映し出される。 [全文を読む]

  • 6月29日
  • ▼▽レモンをたっぷり搾ってかけると、はつらつとした柑橘(かんきつ)系と一緒に海の香気が立ち上った。乳白色のぷっくらとした身は滋味と同時に、爽やかな食感も残している。先日、遊佐町産のイワガキを食した際の感想である。 [全文を読む]

  • 6月28日
  • ▼▽人気SF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」(1989年公開)で描かれたのは2015年10月21日の“未来”だった。第1作の公開から今年で35年。3部作が民放で放映され再び注目を集めている。[全文を読む]

  • 6月27日
  • ▼▽最終候補には「Social Distance Games(SDGs)」「リモートステージ」「キズナマッチ(絆マッチ)」「Stay Home Game」もあったという。無観客試合に代わる名称である。[全文を読む]

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