談話室

▼▽1998年の今日と同じ2月17日だった。大雪の中行われた長野冬季五輪ジャンプ団体競技。最後の船木和喜(かずよし)選手が大きく美しいアーチを描き、日本が1回目4位から金メダルを掴(つか)んだ。逆転劇に日本中が酔いしれた。

▼▽あれから22年。そんなアスリートの名場面がまた日本で見られるかもしれない。2030年の冬季五輪について、2回目の開催を目指す札幌市が国内候補地に決定した。今年は東京五輪、5年後に大阪万博、10年後は札幌で冬季五輪と5年刻みでビッグイベントとなるのか。

▼▽むろん、実現には国際オリンピック委員会(IOC)の決定が必要だ。しかし、世界的にみると札幌は結構有望株らしい。冬季五輪は開催地が限られ、近年は経費の膨張も課題になっている。既存施設を活用する札幌の案や日本への安心感からバッハ会長も乗り気だという。

▼▽札幌といえば、IOCの鶴の一声で東京五輪のマラソンと競歩を急きょ引き受けた経緯がある。本番をうまく乗り切れば、IOCに“貸し”をつくることになろう。札幌にとって図らずも転がり込んできた夏のマラソンは、冬の夢を手繰り寄せる「試金石」にもなりそうだ。

(2020/02/17付)
最新7日分を掲載します。
  • 2月17日
  • ▼▽1998年の今日と同じ2月17日だった。大雪の中行われた長野冬季五輪ジャンプ団体競技。最後の船木和喜(かずよし)選手が大きく美しいアーチを描き、日本が1回目4位から金メダルを掴(つか)んだ。逆転劇に日本中が酔いしれた。[全文を読む]

  • 2月16日
  • ▼▽自らの利益のみを追求するのではなく買い手と世間の幸せも共に願う「三方よし」は近江商人の心得として知られる。企業の社会的責任が重視される現代においても通じる理念であり、経営の根幹に据える会社は多い。 [全文を読む]

  • 2月15日
  • ▼▽仕事、友、かけがえのない家族さえ失った。辛(つら)い思いは二度としたくないと分かっていても心に空いた穴を埋めるため手を出したくなる。4年たった今も薬物を使う夢を見る。魔物との闘いは生涯なくなることはない。[全文を読む]

  • 2月14日
  • ▼▽半地下の部屋の窓は地面すれすれの高さにある。日当たりが悪くスマホの電波も入りにくい。劣悪な環境の半地下に住む家族が丘の上の大邸宅に住む裕福な社長一家とひょんなことで関わるようになり、話は展開する。[全文を読む]

  • 2月13日
  • ▼▽中国・唐代の王維にこんな漢詩がある。「積水(せきすい) 極む可(べ)からず/安(いずく)んぞ滄海(そうかい)の東を知らんや」。遠国に帰る友との別れに際して「どこまでもはるかに海が続いている。青海原の東の果ては知りようがない」と詠嘆する。 [全文を読む]

  • 2月12日
  • ▼▽中曽根康弘元首相は90歳を過ぎてから、週刊誌で対談の連載を始めた。その初回にレーガン元米大統領と初めて会談した時の様子を振り返っている。中曽根さんは日米首脳の関係性を野球のバッテリーに例えたという。 [全文を読む]

  • 2月11日
  • ▼▽かつては髪を切り終えた子どもに、店主が駄賃として小銭をくれる理髪店が多かった。それを楽しみに散髪しに行った記憶を持つ人も多かろう。40年前は確か50円ほど。今はそんな駄賃付きの店も少なくなったようだ。 [全文を読む]

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