談話室

▼▽ウルトラマンの生みの親で、特撮の神様と呼ばれた円谷英二氏は太平洋戦争中、数々の国策映画の特撮に携わった。その一つが「かくて神風は吹く」(1944年、大映)だ。鎌倉時代の元寇(げんこう)を題材にした作品である。

▼▽片岡千恵蔵などの役者に加え、元軍の侵攻を阻む神風シーンの特撮は話題を呼び、大ヒットとなった。そうした撮影技術が高く評価され円谷氏はその後、本多(ほんだ)猪四郎(いしろう)監督(鶴岡市出身)とコンビを組み、日本初の本格的な怪獣映画・ゴジラなど数多くの特撮作品を世に出す。

▼▽まるでそのゴジラ映画かと錯覚しそうな光景を見て驚いた。きのう、大型で非常に強いまま日本列島に上陸した台風19号である。風で横転した車や全壊した家屋、マンホールから吹き出す水柱、氾濫する河川などテレビに映し出された各地の爪痕は尋常でないことを物語る。

▼▽県内でも台風接近に伴って災害の危険度は増している。収穫期を迎えた果樹など農作物への影響も気になるところだが、まずは命を守る行動を。台風通過後も洪水や土砂崩れなどの危険はしばらく続く。経験したことのない規模の台風には最大級の警戒を緩めてはいけない。

(2019/10/13付)
最新7日分を掲載します。
  • 10月13日
  • ▼▽ウルトラマンの生みの親で、特撮の神様と呼ばれた円谷英二氏は太平洋戦争中、数々の国策映画の特撮に携わった。その一つが「かくて神風は吹く」(1944年、大映)だ。鎌倉時代の元寇(げんこう)を題材にした作品である。[全文を読む]

  • 10月12日
  • ▼▽♪ビクトリーロード/この道ずっと行けば/最後は笑える日が来るのさ…。ラグビーW杯日本大会で快進撃が続く日本代表にはチームソングがある。1970年代の名曲、カントリー・ロードの詞をアレンジした歌だ。[全文を読む]

  • 10月11日
  • ▼▽最近の政界で最もお騒がせなご仁かもしれぬ。NHKから国民を守る党の立花孝志党首が参院議員ながら参院埼玉選挙区補欠選挙に立候補した。自動失職した比例代表の議席は同党議員が継ぎ、2議席目を狙う奇策だ。 [全文を読む]

  • 10月10日
  • ▼▽100年余り前、米ニューヨークの美術展に「泉」と題する作品が出品された。とはいえ、ありふれた市販の男性用便器に「R・マット」と作者名らしき署名が書いてあるだけ。担当者は作品をすぐ会場の陰に隠した。 [全文を読む]

  • 10月9日
  • ▼▽缶ビールの開け口にも歴史がある。日本ビール文化研究会理事顧問の端田晶(あきら)さんの本によると、日本で初めて缶ビールが発売されたのは1958(昭和33)年。穴開け器で飲み口と空気穴の2カ所を開ける方式だった。[全文を読む]

  • 10月8日
  • ▼▽米沢市の山上地区は「敬師の里」と呼ばれている。米沢藩9代藩主上杉鷹山が城から6キロ余り離れた当地まで赴いて、江戸から長旅をしてきた老境の恩師細井平洲を迎えたという逸話にちなむ。鷹山落涙の再会だった。 [全文を読む]

  • 10月7日
  • ▼▽産んですぐの娘に開口一番語り掛けた。「ああ、あなたでしたか」。感動とともに命を受け渡すことの尊さを実感した彼女は、これを機に世界の子供にも愛を注ぐ。日本を代表するソプラノ歌手佐藤しのぶさんである。 [全文を読む]

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