談話室

▼▽風が吹けば桶(おけ)屋が儲(もう)かるではないが、県外ながら関連性を感じ登録してみた。山形市と多くの人が往来している仙台市。市内の下水を調べ新型コロナウイルス感染者数を予測し、感染対策の参考に配信する制度である。

▼▽東北大や山形大、仙台市などによる実験で、下水を調べウイルスの濃度から向こう1週間の仙台市の新規感染者数を予測する。届いたメールによると、11月の予測値は第1週が15人で実際の値は5人、第2週は2人に対し実際は1人、第3週は22人と予測し結果は0だった。

▼▽昨日届いた第4週は予測25人に対し実際は2人。12月にかけての最終週は17人と予測する。実験段階であり、結果と必ずしも一致しないが、この手法はノロウイルスの予測で既に活用している。予測値が跳ね上がるようだと山形も注意のサインか。どうか増えませんように。

▼▽新たな変異株「オミクロン株」が急拡大し、日本はきょうから全世界対象に外国人の入国を禁止した。「大きく構えて小さく収める」は危機対応の鉄則である。その意味では未知の脅威を前に一時的な鎖国状態もやむを得ざる策か。鍵は水も漏らさぬよう防げるかどうかだ。

(2021/11/30付)
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  • 11月30日
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