やまがた橋物語

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吉野川後編[4]

◆向山橋(南陽)

向山橋(南陽)の写真 向山橋は向山公園への歩行者用橋。散歩の園児たちが元気に帰ってきた=南陽市宮内

 南陽市宮内地区の東部、吉野川の左岸に向山公園がある。照明灯、観客席を付設する野球場とソフトボール場2面を備える市のスポーツ拠点で、市民の憩いの場にもなっている。公園と右岸に広がる住宅街とは3本の橋で結ばれていて、その真ん中に架かっているのが歩行者専用の向山橋だ。

 長さ55.4メートル、幅2.2メートル。1969(昭和44)年に完成した。宮内中の通学路・市道宮内中学校線上の橋で、生徒が部活動などで利用している。近くの保育園児が並んで散歩するほほ笑ましい姿も見られる。

 「向山公園の場所に、昭和20年代の初めまで蚕業試験場の桑畑が広がっていた。手すりのない木橋があり、向山橋は作業用の橋として使われていたという」と宮内公民館長の丸山啓一さん(63)。

 下流の秋葉橋(43メートル、4.5メートル)は、公園脇を通り抜け、市のシンボル的な山「秋葉山」に向かう市道上の橋。リンゴを中心とする果樹栽培農家にとって大切な役割を果たしている。さらに下流には内原集落へと続く市道上に内原橋(43メートル、5.5メートル)、向山橋上流には丸山橋(長さ50.5メートル、幅4.1メートル)がある。900メートルほどの間に四つの橋が架かっている。

2011/11/10掲載
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