やまがた橋物語

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鮭川編[11]

◆向居橋(鮭川)

向居橋(鮭川)の写真 積雪で欄干まで真っ白く覆われている向居橋=鮭川村

 県道神田川口線で戸沢村に向かう途中、鮭川村向居地区に向居橋がある。長さ187.8メートル、幅11メートル。2003年12月に完成した。県道は両村を結ぶ最短ルートで、大型車の通行も多い。

 旧向居橋は、現在の橋の約300メートル上流にあった。鮭川村史によると、1965(昭和40)年4月に完成。向居集落の中心の村道に橋が架けられた。近くに住む佐藤雄次郎さん(85)は「当時、村の財政が厳しい中で、集落でも橋を建設するための資金を集めた。橋ができたときの喜びは何物にも替え難かった」と振り返る。

 旧向居橋が完成したことで、鮭川村の中心部と戸沢村を最短で結ぶことができた。しかし、幅が約4メートルと狭く、車が擦れ違うのもやっとだったという。年月がたち、老朽化が進んだこともあり、県が鮭川左岸の圃場整備事業とも連携しながら、架け替え工事を行った。

 向居橋では現在、路面は除雪されて通行しやすくなっているものの、雪が欄干まで積もり、橋全体を真っ白に覆っている。

2012/01/30掲載
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