やまがた橋物語

>>山形新聞トップ >>やまがた橋物語 >>丹生川編 丹生川大橋(大石田)

丹生川編[14]

◆丹生川大橋(大石田)

丹生川大橋(大石田)の写真 丹生川大橋にほぼ平行する形で、山形新幹線や奥羽本線の電車が走る=大石田町・丹生川大橋

 大石田町岩ケ袋の丹生川(にゅうがわ)大橋(全長160メートル、幅6メートル)は、1963(昭和38)年に設置された。地域住民の生活道路である県道大石田名木沢線に架かっている。

 木橋のころは丹生川橋の名称だったが、現在のコンクリート製になり「丹生川大橋」と改称した。この県道は、最上と内陸を結ぶ最も近いルート。かつては国道13号が事故などでまひすると交通量が増えたが、現在は地元の人が仕事に行く際などに利用している。

 橋の近くに住む芳賀貞作さん(82)は「橋の落成式では多くの人が訪れて渡り初めを行い、にぎやかだった」と懐かしむ。木橋のころは幅が狭く、つながる道路も砂利道だったので「車で移動するのは容易じゃなかった」。子どものころ友人とアユやナマズを捕ったという尾花沢市朧気1丁目の大石金一さん(60)は「今は健康づくりのために自転車で来ている。子どもの時を思い出す」と話す。

 毎年、丹生川大橋から最上川との合流地点までの間でアユ釣り大会が開かれ、県内外から多くの釣り人が訪れる。秋には近くの河川敷で芋煮会をする人たちもおり、普段静かな橋周辺はにぎわいを見せるという。

2009/08/03掲載
上流へ下流へ
[PR]
[PR]