やまがた橋物語

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丹生川編[13]

◆尾花沢橋(尾花沢)

尾花沢橋(尾花沢)の写真 尾花沢橋西側には、尾花沢市荻袋と毒沢を結ぶ高速道路が建設中=尾花沢市・尾花沢橋

 尾花沢市の国道13号に架かる尾花沢橋(全長170メートル、幅16メートル)は1984(昭和59)年に架橋された。橋西側には同市荻袋と毒沢を結ぶ高速道路が建設中だ。

 「昔は尾花沢橋辺りは田んぼで、友人とよくイナゴやタニシ、ドジョウを捕った」と話すのは荻袋区長の戸津孝さん(70)。4、5人で捕った“獲物”は家に持ち帰って食べたという。丹生川では、木の棒に縫い針3本を糸で結わえて作った特製のヤスでカジカやハヤを捕った。

 尾花沢橋は朝は山形方面への通勤や高校への送り迎えに使われ、夜は貨物の移動が主になる。国土交通省尾花沢国道維持出張所によると、現在の国道13号が開通したことにより、以前のような渋滞はなくなったという。「家の前の交通量が多く、大型トラックが通ると家が浮いたように感じたり、テレビの音が聞こえないことがあった」と戸津さん。「近くに荻袋小もあり、通る車が減ったことで安全になって良かった」

 東側には「にゅう川ふれあい広場」があり、休みの日になると家族連れなどがバーベキューに訪れる。犬の散歩コースに使う人も多い。愛犬と広場を散歩していた大石田町大石田の自営業高橋克好さん(45)は「橋の西側にある葉山や大高根山に沈む夕日がきれいでよく来る」と語る。普段は大石田の家の周りが散歩コースだが、夏はアスファルトが熱くなるため、尾花沢橋から丹生川橋の間を散歩するのだという。「この散歩コースは静かで良い。川沿いで涼しいのか、犬もうれしそう」とにっこり。元気よく歩く愛犬に目を細めていた。

2009/07/24掲載
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