やまがた橋物語

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真室川編[4]

◆塩根橋(真室川)

塩根橋(真室川)の写真 補修工事が行われている塩根橋。2012年度内に終了する予定だ=真室川町

  由緒ある万代橋から100メートル下流にあり、国道13号に架かるのが塩根橋。4年前までは車の通行量が多く秋田、新庄方面に向かう“産業道路”だったが、国道13号主寝坂道路の開通で車両は減り、騒音に悩まされることもなくなった。

 国道13号主寝坂峠の改良に合わせて1959(昭和34)年に架けられた。全長約46メートル、幅13メートル。及位地区を流れる真室川はかつて塩根川と呼ばれていたため、塩根橋と名付けられた。

 建設当時、一時作業員として働いた近くの高橋トモヨさん(79)と高橋トエ子さん(79)=ともに及位、主婦=は「互いに嫁いできたばかりで顔も知らなかった。作業が縁で知り合い、今では仲のいい友達」と思い出を懐かしむ。

 62年に塩根橋そばに引っ越してきた佐藤キヌさん(80)、成子さん(56)親子は「車の通行量が多かった。大型車が通るたびに橋の継ぎ目部分がきしむ音や騒音はひどかった」「橋の完成当初は車両が少なく、橋の上でケンケン遊びをした」と語る。

 現在、橋の長寿命化と耐震補強の工事が進められ、橋桁の化粧直しも行われている。2012年度中に終了し、災害に強い塩根橋に生まれ変わる。

2012/03/26掲載
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