やまがた橋物語

>>山形新聞トップ >>やまがた橋物語 >>置賜白川編 中津川橋(飯豊)

置賜白川編[7]

◆中津川橋(飯豊)

中津川橋(飯豊)の写真 赤いアーチが特徴の中津川橋

 飯豊町中心部から主要地方道米沢飯豊線を中津川方面に車で走ると、同町の白川ダム湖に架かる赤いアーチ形の中津川橋が見える。中津川橋は、白川ダム建設に伴う道路整備で一九七三(昭和四十八)年に架けられた。長さは二三四・八メートル、幅は七・三メートル。

 「『どこにもない東洋一の橋だ』と建設当時に建設省の関係者から言われた」。町民有志でつくる「いいで歴史考古の会」の井上俊雄会長(76)=同町手ノ子=は振り返る。橋げた間の長さが一八一・六メートルあり、この距離が東洋一だと、当時の関係者から説明を受けたという。

 同町手ノ子からダム周辺までにかけて、置賜白川に架かる橋の中でも、湖面や山々を背景に巨大な赤い橋はひときわ目立つ。井上会長は「素晴らしい姿で、地域のシンボルのような橋。完成したころは子どもとよくダムに行って、その姿を見て楽しんだ思い出がある」と話す。

 冬は、純白の雪山に赤いアーチが映える。春は新緑、秋には紅葉の風景に彩りを添え、観光客らの目を楽しませる。

2008/01/29掲載
下流へ上流へ
[PR]
[PR]