やまがた橋物語

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最上川第1部[7]

◆古口大橋(戸沢)

古口大橋(戸沢)の写真 最上川に架かる青色の古口大橋=戸沢村

 国道47号を庄内方面から進み、戸沢村役場を過ぎると、最上川に架かる青と緑の二つの橋が現れる。青が国道47号と主要地方道新庄戸沢線を結ぶ古口大橋、緑がJR陸羽西線の第一最上川橋梁(りょう)だ。

 古口大橋は一九六七(昭和四十二)年に開通した。五五年に旧戸沢、古口、角川村が合併し、戸沢村となったが、当時は北にある戸沢村と南の古口村が最上川で分断されたままだった。移動するには鉄道か、真柄と皿島地区を結ぶ渡し舟しかなく、陸路は新庄市を経由しなければならなかった。

 柿崎敏弘村助役は「大橋が開通するまでは、鉄橋に板を敷き、その上を歩いて移動する人もいた。バランスを崩して川に転落、死亡した事故もあった」と当時を振り返る。地元などの強い要望を受け、県は六三年に工事を開始、三年を経て全長四一七・一メートルの大橋が完成した。

 その後も年々通行量が増加。二〇〇四年には通学する子どもたちの安全確保を目的に、自転車と歩行者の専用道路「古口大橋自歩道橋」もできた。最上川に架かる三本の橋は、村のシンボルとなり、住民たちの利便性と安全を守り続けている。

2007/01/17掲載
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