やまがた橋物語

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最上川第1部[11]

◆堀内橋(舟形)

堀内橋(舟形)の写真 オレンジ色のトラスが印象的な堀内橋=舟形町堀内

 堀内橋は、舟形町堀内地区への玄関口となっている。県道新庄次年子村山線を新庄方面から大石田方面に進むと、目に飛び込んでくるオレンジ色のトラスが印象的だ。

 舟形町は一九五四(昭和二十九)年、最上川を挟んで南北に分かれていた舟形、堀内の両村が合併して誕生した。橋は、両村を結ぶ木橋として一九四八(昭和二十三)年にできた。五六年には木橋のすぐ下流に現在の鉄の橋が架けられた。

 木橋の完成からわずか八年で鉄橋が建設されたことについて、近くに住む矢作幸夫さん(73)は「旧堀内村の実栗屋地区にあった油田と亜炭の採掘場の恩恵かな」と話す。当時、木橋は堀内村から石油や亜炭を運び出すトラックが頻繁に利用していた。重要な産業でもあったため、新たな橋の整備も優先されたようだ。

 橋の長さは約百八十メートル。現在は石油や亜炭の採掘は行われておらず、昔ほどの交通量はないが、住民らの生活を支える地区のシンボルとして存在感を漂わせている。

2007/01/23掲載
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