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年金600万超引き出しか 「111歳」男性の家族

2010年07月30日 18:08
 東京都足立区の民家で「111歳」とされていた住人の加藤宗現さんとみられる遺体が見つかった事件で、年金が振り込まれていた加藤さんの口座から少なくとも約600万円が引き出されていたことが30日、捜査関係者への取材で分かった。

 警視庁千住署は、加藤さんが死亡した後も振り込まれていた年金を、同居する家族が引き出していた疑いが強いとみて詐欺容疑で調べている。

 捜査関係者によると、加藤さん名義の口座には、2004年8月に死亡した妻の遺族年金として、今年6月までに計約945万円が振り込まれた。しかし、現時点でこの口座には約340万円しか残っていないという。

 同署は、今月15日に50万円が引き出されるなど、23日までに6回にわたり計270万円が引き出されたことを確認。それ以前は、少額ずつ引き出されることが多かったとみられ、家族から詳しい経緯を聴いている。

 担当の民生委員が約17年前に最初に自宅を訪問した際、家族は「(加藤さんは)体調不良で休んでいる」と説明し、加藤さんと会わせることを拒否。以後も何度か訪れたが、同様の対応が続いたという。
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