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「主流派」金沢氏が接戦制す 県議会議長選・自民予備選

2019年05月23日 09:16
議長選の開票作業を行う職員と立会人の議員=県議事堂
 統一地方選での改選に伴い、22日に行われた県議会の正副議長選で、新議長に過半数を握る自民党(27人)の金沢忠一氏(69)=山形市区=が選任された。会派内の予備選で森田広氏(69)=酒田市・飽海郡区=との接戦を制しての就任。ともに6期目で副議長経験者だが、新人議員の多くが、党県連幹事長の要職を務めた「主流派」の金沢氏に流れたことが勝敗を決めたとみられる。

 金沢氏への議長待望論は県議選前から出ていた。1月に開かれた金沢氏の県政報告会で、遠藤利明衆院議員(県1区)は「議長になって県をまとめてもらいたい」と激励し、佐藤孝弘山形市長もあいさつで議長就任への期待を口にした。山形市は4月に中核市に移行し、9月には山形市長選を控える。若手議員の一人は「県と市の一層の連携強化が求められる中、県都から議長を、という党関係者の思いをくんだ議員もいたのでは」と察した。

 予備選は地域間の票の奪い合いという様相も呈した。森田氏は故加藤紘一衆院議員の秘書を務めており、同じ秘書経験者のほか、地盤の庄内地域や衆院県2区内の一部議員から支持を集めたとみられる。ただ、前議長に続き庄内からの選出となることに抵抗感を抱いた議員もいたとの見方もある。

 自民は予備選の開票結果を公表していないが、関係者は「僅差」だったとする。金沢氏の勝利の要因として、金沢、森田の両氏とも関係が薄い置賜地域の議員や、新人の多くが金沢氏を推したことが考えられる。ある新人議員は「多くが主流派として組織を引っ張ってきた金沢氏を推したと思う」、別の新人議員も「どちらも議会改革の流れを熟知しているが、最後は県連幹事長として汗を流した経験を重視した」と語った。

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