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平均搭乗率92.3%、本県滞在は2泊弱 台湾定期チャーター便の利用実績

2019年03月27日 10:24
台湾から到着した観光客を本県の観光関係者が出迎えた=昨年10月、東根市・山形空港
 昨年10月から今年2月にかけて、過去最多の144便が運航された本県―台湾間の国際定期チャーター便の利用実績がまとまった。平均搭乗率は92.3%で、約1万人が来県。本県を発着し東北各地を周遊するケースが多く、本県への滞在は平均2泊弱にとどまる。一方、蔵王や銀山、最上川舟下りなどの定番に加え、紅花染め体験や瀬見温泉といった新たなコースが造成されつつある。

 チャーター便は中華航空が運航し、山形空港に114便、庄内空港に30便(うち2便は悪天候のため成田経由)が発着。山形空港は定員150席で2日に1回のペース、庄内空港は定員144席で4日に1回のペースで往復した。空港からは4、5台のバスに分乗し4泊5日で県内や東北各県の観光地をめぐるツアーを楽しみ、県内空港から帰国するという形だ。秋田、宮城、福島など隣県をはじめ青森まで足を延ばすコースもあり、県内への宿泊は最長で3泊となっている。

 県は県内の観光事業者らと昨年9月、台湾で現地旅行会社向け商談会を開催。その結果、新たに紅花資料館での紅花染め体験や、瀬見温泉などが冬期間のコースに組み込まれた。県インバウンド・国際交流推進課は「現地の旅行会社も他社と違う商品を求めている。いかに情報を提供するかが重要となる」とする。

 旅行者の消費は旺盛で、大型ショッピングモールや百貨店の他、ドラッグストアなどを利用するという。高級果物も人気で、滞在中に宿泊施設に持ち帰って食べる人も多い。購入した商品が帰りの飛行機に入りきらず別便で送ったケースもあるという。

 28日からは、初めて春夏期(3~8月)の定期チャーター便が運航される。サクランボ狩りや置賜さくら回廊などがコースに組み込まれ、通年でのインバウンド(海外からの旅行)受け入れに向けた弾みとなる。同課は「新しい客層に訪れてもらうチャンスになる。隣県とも連携しつつ県内への滞在期間が延びるような工夫、受け入れ態勢の整備を行っていきたい」としている。

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