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“希望の春”へ6000人挑む 県公立高校一般入試

2019年03月11日 07:50
注意点などについて説明を受ける受験生=山形市・山形東高
 2019年度の県公立高一般入試が10日、県内各校で一斉に行われ、5教科の筆記と面接試験を実施した。全日制(42校)と定時制(5校)を合わせた志願倍率は前年度比0.04ポイント低い0.92倍で、約6千人の受験生が志望校への関門に挑戦した。県教育委員会によると、トラブルは報告されていない。

 今回、県教育委員会は2018年度入試で発覚した採点ミス問題を受け、ミスの多かった記述式を減らすなどの対応を図った。出題方針を従来の「記述式による出題をできるだけ多くする」から「客観式(記号式)および記述式を組み合わせて出題する」に改め、各教科で記述式1、2問程度を選択式の問題などに振り替えた。解答用紙には正誤判定や配点の記入欄を新たに設けた。採点に関しては答案を複写して2系統で行うなどの再発防止・改善策をまとめている。

 全日制の志願倍率は2年連続で1倍を下回ったものの、「探究型学習」を推進する「探究科」「探究コース」は高倍率だった。このうち探究科が2.54倍の山形東高(山形市)では張り詰めた空気の中、受験生が1教科目となる国語が始まる前に参考書に目を通したり、書き込みをしたノートを見返したりしていた。携帯電話の電源を切るなどの注意事項の説明を受け、本番に臨んだ。

 11日は山形北音楽科と山形中央体育科で適性検査が行われる。合格発表は17日。

英語に本紙発行本を活用
 2019年度県公立高一般入試の英語の出題で、山形新聞社が発行した単行本「世界が舞台―活躍する山形県人」(2016年1月刊行)が活用された。中学生が国際協力機構(JICA)のボランティアとして活躍する山形県人などを調べ、留学生と交わす対話を読み解く設問で資料となった。

 単行本は山形新聞がJICAのボランティアとして活躍する県人から寄稿を受け、活動写真とともに毎週土曜日付朝刊で掲載している連載企画をまとめた。

 設問では、本県からの海外ボランティアの地域別人数と国数をまとめた図の資料として使われた。例えばアジアは131人で19カ国、欧州は6人3カ国など。県教育委員会は出題の狙いを「海外ボランティアに目を向けてグローバルな視点を養うほか、新聞を通して社会的な視野を広げてもらいたかった」と説明した。

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