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鳥崎集落が登録元年トリ飾る 無形文化遺産「遊佐の小正月行事」

2019年01月07日 20:10
怠け心を戒めようと子どもを玄関先に連れ出すアマハゲ=遊佐町吹浦の鳥崎集落
 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたアマハゲを含む「遊佐の小正月行事」が6日、遊佐町吹浦の鳥崎集落で行われた。継承する3集落のうち、子どもが歌いながら歩く「鳥追い」、身に付けた稲わらなどを焼く「ホンデ焼き」が残っているのは同集落のみ。1、3日に続き最後を飾り、一連の行事を無事に終えた関係者は安堵の色を見せた。
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 同集落のアマハゲは地名の岩倉・笠森・水坪と名付た赤い鬼の面3体。身に付けるケンダンと呼ばれるわらみのが太く短い束で、横に張り出しているのが特徴だ。15歳で加わり、中に着物を着る習わしとなっている。

 20~40代の男性5人がアマハゲを担当。鈴と太鼓を鳴らしながら各家々で子どもの怠惰を戒めるのは、他の女鹿、滝ノ浦の2集落と同じだが、ここではお年寄りの肩をもむなど優しい一面も見せた。

 少子化のため、鳥追いは大人が一緒に歌う形で行った。近隣の湯ノ田集落を回った後、山中でのホンデ焼きでクライマックス。神の使いアマハゲを天に帰す意味があり、炎が高く上がると幻想的な雰囲気が広がった。最年少の担い手・高橋諒介さん(28)は「毎年、この瞬間に1年たったなと感じる」と話していた。

関連写真

  • 鳥崎集落のアマハゲは家人の肩もみをするなど優しい一面もある=遊佐町吹浦の鳥崎集落
  • お年寄りの健康長寿を願い肩をもむアマハゲ=遊佐町吹浦の鳥崎集落
  • 歌いながらアマハゲを先導する鳥追いの子ども=遊佐町吹浦の鳥崎集落

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