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医療も国際化へ、伊と交流 山形大医学部がベローナ大から留学生

2018年10月18日 14:54
山形大医学部に短期留学しているクリストフォロ・ファッブリスさん(右)。左は欠畑誠治教授=山形市・同学部
山形大医学部に短期留学しているクリストフォロ・ファッブリスさん(右)。左は欠畑誠治教授=山形市・同学部
 山形大医学部は本年度、内視鏡下耳科(かじか)手術で高い技術を持つイタリアの国立大・ベローナ大との姉妹校協定の締結を見据え、同大から耳鼻咽頭科の専攻医の短期留学を受け入れている。山大の先進医療に触れてもらう一方、イタリアの医療技術を取り入れるのが狙い。教員や学生の交換留学も促進していく。

 山大耳鼻咽喉・頭頸部(けいぶ)外科学講座の欠畑誠治教授は内視鏡による耳の手術の第一人者で、国際的なセミナーを本県で定期的に開いている。その縁でイタリアのモデナ大とは5年ほど前から留学事業を続けている。ベローナ大からの受け入れは今回が初めてで、9月24日~10月27日の日程で専攻医のクリストフォロ・ファッブリスさん(31)が留学。欠畑教授らの指導を受けながら手術を見学し、医学部内の会議に参加している。

 内視鏡下耳科手術は耳の穴から内視鏡を入れ、モニターで視野を確保しながら患部を除去する。耳の裏側を切開し、患部を顕微鏡で見ながら取り除く従来の手法より患者の負担が小さく、患部も細かく視認できる先進医療として知られる。

 クリストフォロさんは「山形大では初めて見た耳の指定難病の手術があり、とても勉強になる。イタリアの手術との違いは一つ一つの段階で余裕を持って考え、正確な手だてを選ぶ点。医療職が密に連携し合うチーム医療の大切さも、改めて感じた」と語る。

 欠畑教授は「現在、姉妹校の協定締結に向けて準備を進めている。教員、学生の相互留学を積極的に進め、医療の国際化を図っていかなければならない」と話している。

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