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高齢者虐待157件、県が調査 17年度、介護疲れが75%

2018年09月22日 08:13
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 県は21日、2017年度の高齢者と障害者に対する虐待状況を各市町村からの情報を基にまとめ、公表した。家庭での養護者から高齢者への虐待は157件で前年度から2件増え、虐待した人のうち、介護に疲れているとした割合は75%近くに上った。家庭内で介護の疲れや悩みを抱えた状況が常態化し、虐待につながっているとみられる。障害者への虐待は、家庭での養護者からが9件で前年度比1件増だった。

 県長寿社会政策課によると、高齢者への家庭内虐待は157件で160人だった。虐待の種別(複数計上)は身体的が112人で最多で、脅しや侮辱などの心理的52人、介護の放棄など33人、合意なく財産を使う経済的23人と続いた。介護施設内での虐待は1件だった。

 家庭内で虐待をした人(複数計上)は息子が79人と最多で夫27人、妻17人と続く。虐待をした人の年齢別は70歳以上の割合が25.4%で最多となり、老老介護の増加が要因とされる。介護疲れは全体の74.6%、介護の悩みを抱く割合は66.2%に上った。同課は虐待防止対策で、家族の介護負担を軽減させる介護サービスの利用促進などに力を入れていく。

 一方、県障がい福祉課によると、施設従事者による障害者への虐待は前年度と同じ1件。障害者支援施設で、70代男性職員が知的障害のある30代女性の尻を触るなど性的虐待を複数回行ったという事案だった。

 家庭での養護者による障害者への虐待件数は9件(9人)で、虐待の種別(複数計上)は身体的6件、心理的4件、放棄・放置2件、経済的1件。同課は▽障害福祉サービス事業者への定期的な実地指導で、虐待防止を重点項目として指導▽通報義務などの周知により県民の虐待防止の意識向上―などに努めるとしている。

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